ホームページは、HTMLという言語で作られた「文書」が、インターネット上で表示されるものです。HTMLは「HyperText Markup Language(ハイパーテキストマークアップ言語)」の略で、ホームページの「骨組み」を作るために使われます。
1. ホームページの仕組み:どうやって表示されるの?
- サーバーに保存されているHTMLファイル
HTMLファイルは通常、サーバーと呼ばれるインターネット上のコンピュータに保存されています。各ホームページは、サーバー内の特定のフォルダにHTMLファイルとして存在しています。 - ブラウザが表示する
ユーザーがウェブブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)で特定のURL(例:www.example.com)にアクセスすると、ブラウザはそのサーバーからHTMLファイルを取得し、表示します。ブラウザはHTMLコードを読み取り、見やすい形に変換して表示する機能を持っています。
HTMLコードを記述する方法
HTMLコードはテキストで書かれているため、プログラムや専用のアプリケーションがなくても書くことが可能です。以下に、メモ帳とSublime Text 3というエディタを使ってHTMLコードを記述する方法を説明します。
メモ帳を使った方法
Windowsのメモ帳を使ってHTMLコードを書く方法を紹介します。
- メモ帳を開く
スタートメニューから「メモ帳」を検索して起動します。 - HTMLコードを記述する
例えば、以下のようなシンプルなHTMLコードを入力します。htmlコードをコピーする<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>My First Web Page</title> </head> <body> <h1>こんにちは、世界!</h1> <p>これは私の最初のウェブページです。</p> </body> </html> - ファイルを保存する
「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、ファイル名をindex.htmlにして保存します。保存場所は、デスクトップやわかりやすいフォルダにしておくと良いでしょう。 - ブラウザで表示する
保存したindex.htmlをダブルクリックすると、ブラウザでHTMLファイルが開きます。コードで指定した内容が、ブラウザで表示されているはずです。
Sublime Text 3を使った方法
Sublime Text 3は、コードを書くのに非常に便利なテキストエディタです。無料で使うことができ、HTMLの学習や実際の開発にも広く使われています。ここでは、Sublime Text 3を使ってHTMLを記述する方法を説明します。
- Sublime Text 3をインストールする
Sublime Textの公式サイトにアクセスし、インストーラーをダウンロードしてインストールします。 - 新しいファイルを作成する
インストール後にSublime Textを起動し、File>New Fileを選択して新しいファイルを作成します。 - HTMLコードを記述する
先ほどと同様に、以下のコードを入力してみましょう。htmlコードをコピーする<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>My First Web Page</title> </head> <body> <h1>こんにちは、世界!</h1> <p>これは私の最初のウェブページです。</p> </body> </html> - ファイルを保存する
File>Save As...を選択し、index.htmlという名前で保存します。 - ブラウザで表示する
保存したファイルをブラウザで開くと、HTMLで記述した内容が表示されます。
なぜSublime Text 3を使うと良いのか?
Sublime Text 3を使うことで、HTMLの学習やコーディングがより快適になります。以下のような特徴があります。
- シンタックスハイライト:HTMLタグやコードの色分けがされるため、タグの種類がひと目で分かりやすくなり、ミスを減らすことができます。
- 自動補完:HTMLタグを途中まで入力すると、タグを自動で補完してくれるため、手間が省け、作業スピードが向上します。
- マルチカーソル編集:複数箇所を同時に編集できる機能があり、同じコードを複数箇所で修正する場合に便利です。
- プラグインが豊富:Sublime Textにはプラグインが多く、拡張機能を追加することでさらに便利に使うことができます。例えば、CSSやJavaScriptなどのファイルも一緒に管理する際に役立ちます。
HTMLとホームページの表示の仕組みを理解し、基本的な編集方法を押さえることで、学習をスムーズに始められます。まずはHTMLファイルを作成し、実際にブラウザで表示してみましょう。Sublime Text 3などのエディタを活用することで、さらに効率的に学習できます。

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